05年度 競技の結果
小歩危ダウンリバー'05(川下りレポート)
小坂川 '05(川下りレポート)
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2005年度川下りレポート
2005年度のイベントTop3
第1位
第3位
第2位
総論
 カヌーと出会ってから10年という節目の年であった2005年。基本的には昨年に確立されたスタイルを踏襲するという形で過ごした1年であったが、改めて振り返ってみると、100本の川を下るという当初の目的からはいささか逸脱し、長良川WWF(ホワイトウォーターフェスティバル)に代表されるようなダッキーレースに最も力を入れていた。いずれも学生中心の草レースとはいえ、予想以上に競技色の強くなったシーズンだったように思う。
 ラナにとっては3年目のシーズンだったが、海部川(徳島県)、赤木川(和歌山県)のような清流から、小坂川(岐阜県)、小歩危(徳島県)のような激流までを体験し、カヌー犬としての経験をかなり積めた(本人が望んでいるかどうかはともかくとして…)。
 また、所持艇には新たにリンクスTが加わり、さらに遊びの幅が増えた一方で、長年連れ添ってきた愛艇リンクスUがいよいよ限界というところまで来てしまった。
 2005年の川への訪問回数はトータルで81回、新たに下った川は7本でトータル52本(目標100本)。
 98年の第一回大会にNKCのカヌマス会長とコンビを組んで出場して以来、これもまたずっと優勝を目標にしてきた大会。7年ぶりに会長とタッグを組み、パドカフェ軍団との激戦の結果、ようやく悲願達成となる。これも小歩危と甲乙つけ難いくらいに最高のイベントであった。なお、後輩1号さんとモリ君のコンビ「ニートとミート」は7位。
 05年は最も数多くレースに出場した年であり、その他には「リバベン」が4位/6チーム(5月)、「にじますカップ」が2位/7チーム+特別賞(6月)、「天竜川WWF」が2位/11チーム(9月)、「長良川WWF」が2位/8チーム(10月)という結果であった。詳細は以下を参照。
 大学2回生のときにラフトで下って以来、その魅力に取り付かれ、「独力で下ること」をずっと目標にしてきた川。現在は杜の都に移られたTetsuさんにNKCのカヌマス会長、ニートのモリ君とお盆休みに一緒に下った(ラナはお留守番)。カヌーを始めて10年という節目の年に相応しい、最高のイベントであった。
 このときは無事、無沈で下りきるも、その翌月にラナも一緒に連れてラフトで下った際は二段の瀬でフリップ、曲戸の瀬でラップと惨々たる結果だった。余裕を持って下れるようになるにはもっともっと技術と経験が必要と痛感。
 GWこどもの日。雪解け水と雨とで少し増水した小坂川にKYOKOさんに連れて行ってもらい、Tetsuさんと三人で下った。益田川の支流で、普段下っている川より難度が1ランク上のクリーク系の川。、去年経験したアッパー蓮川を想起させる。
 核心部はとにかく瀬が長い。落ち込みの一つ一つはメチャメチャ難しいというレベルではないが、落ち込みと落ち込みの間にフネを止められるエディーがなく、次々と迫ってくるのでドキドキしっぱなしだった。核心部を除き、ラナもずっと一緒に下りきる。
次点
海部川 '05(川下りレポート)
紀州の名川 '05(川下りレポート)
海部川(2005年7月17日)
小川(2004年5月23日)
北山川ラフティング大会で優勝!
小歩危をダウンリバー
小坂川をダウンリバー!
海部川をダウンリバー!
紀州の名川巡り(赤木川・小川)
2005年度 活動の統計
2005年度 川への訪問総数
 81回(前年比 94.2%) *月間平均 6.8回 
 10月中旬まで過去最高のペースで推移していたが、仕事環境の変化により、以降はペースダウン。
02年:29回 03年:52回 04年:86回 05年:81回 という結果となり、社会人になって以来、初の前年割れとなる。
(前年割れでも80回以上も川で漕げれば十分満足ですが)
2005年に下った河川の総数
 29本(注1)(前年比 93.5%)
 中部地方の長良川(岐阜県)と近畿地方の奈良吉野川(奈良県)を活動の二大拠点とするというスタイルは去年と変わっておらず、その他中部、近畿、四国の川を中心に下っている。
 (注1)同じ水系で河川名称が変わった場合、本川と支川の親子関係であればカウントするが、同じ階層であればカウントしない。
   たとえば、伊賀川と木津川は同じ階層なので2本とせず、合わせて1本でカウントしている。
2005年に初めて下った河川の総数
 7本(前年比 41.2%) *トータル 52本(目標 100本)
 昨年の17本に対して大幅に減少したのは、活動場所を昨年度と同様に中部・近畿地方を中心としていたため、下ったことのない川に出会う機会が減ったのが原因として最も大きい。主な活動範囲である岐阜県、三重県、奈良県、和歌山県、京都府下において平常水位で下れる川は大方下りつくしてしまった感があり、さらに遠出しなければ出会えなくなってしまっている。しかし、経済的な面やダッキーレースの練習のことを考えると今以上に活動範囲を広げるのはなかなか難しいものがある。
 対策としては、「水が増えれば下れる川」に事前に目を付けておき、増水時は優先的に下るようにすることが最も実現可能なものと考えている。
活動の傾向を見てみると、冬季(11月〜2月)はナラヨシなど近場の近畿圏が多く、暖かくなってくると中部方面での活動の割合が増える。四国方面には真夏の三連休以上の休みがあるときに集中して行くことが多い。8月〜10月は練習が中心になるので、新しい川を目指す時期としては3月〜7月が中心になると思う。
文書の作成日 2006年1月15日
2005年度川下りレポート
櫛田川の滝落ち!
櫛田川 '05(川下りレポート)
櫛田川(2005年4月16日)
吉野川(大歩危)と吉野川(小歩危)は合わせて1本でカウント、万水川は犀川を含むので2本でカウントした。
また、潮騒カップで漕いだ大阪湾は除外した。
 三重県は中部地方なのか、近畿地方なのか、意見が分かれるところであるが、学校で習ったことに従い、近畿地方で区分した。よって、三重県の川(櫛田川、伊賀川、宮川)は近畿地方の川としてカウントしているが、仮にこれらを中部地方にカウントとすると、5割以上は中部地方の川を下っているということになる。
2005年にかかった交通費
 ガソリン \201,193- (CO2排出量 3802.32kg-CO2) *CO2排出量=CO2排出係数(2.32)×給油量
 高速料金 \98,138- (7月〜12月)
 会社ではゴルフをやっている方が多く、彼らをしてカヌーは金がかからないから羨ましいと言わしめているが、それはウソである。
ETCによる高速料金の割引制度をフルに活用してもこの結果だから。
2005年
2002以前
2004年
2003年
2002以前
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