04年度 競技の結果
四国一人旅 '04(川下りレポート)
アッパー蓮川 '04(川下りレポート)
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2004年度川下りレポート
2004年度のイベントTop3
第1位
第3位
第2位
総論
 カヌーに出会ってから9年目、オスマン帝国年代記を繙く日々から離れて3年目、ラナと川下りを始めて2年目だったこのシーズン。愛艇リンクスの腹は真っ二つに裂け、頭にはストレスによる白髪が束となって生えたが、ラナは順調に成長し(注1)、体重が27kgもある成犬になった。ホームページの開設を皮切りに、従来の川仲間に加え、新たなダッキー仲間とも巡り会い、新たに下った川は18本、川への訪問回数は実に86回を数えた。個人的には、これまでに類を見ない、まさに飛躍の年だったと言える。
 (注1)気が荒くなった、野蛮、駄犬との声も一部ある。
 2年前に初出場で3位。去年は友人の結婚式と重なり欠場。3年目の今年、NKCのカイチョーとコンビを組み、悲願達成。ちなみに川仲間のカリさんと後輩1号さんコンビ「神戸DSV」は準優勝を獲得。ただし、今年は優勝候補が出場していなかった。来年が正念場になりそう。
 他の大会では、「にじますカップ」が2位、「北山川ラフティング大会」が5位、「天竜川WWF」が1位の結果を収めた。詳細は以下を参照されたい。
 お盆休みに実現。6日間で6本の川を下るという、今考えれば相当タイトな目標を立てたおかげで、午前中に川を下り、午後は次の目的地へ移動するという慌しい日々であったが、天候、水量共に恵まれ、穴吹川、吉野川・大歩危、那賀川上流、仁淀川、四万十川、黒尊川をハシゴして下れた。
 大歩危で豪沈したり、那賀川でアブの大群に襲われたりしたのが、今となってはいい思い出である。
 8月最終の休日、台風で紀伊半島の川はどこも大増水。そのような状況下で、普段は水がほとんどなくて下れない蓮ダム上流部をKYOKOさんらとダウンリバー。
 あれほど緊張した状態で下ったのは、小歩危や水上を下って以来、久しぶり。だって、この種のタイプの川は経験なかったから。そして、瀞場がなく、沈したらラナは無事では済まないので、失敗は絶対に許されないと思って臨んだから。今年下った中で、難度最高の川。
 私にとって、思い出に残る川下りと呼べる条件の一つに、「難易度の高さ」がある。難易度の高さとは、その川が持つ客観的なクラスに加え、単独行かどうかや、同行メンバーのパドリングスキルを加味することによって決まる。
 そうした視点から見れば、今年初挑戦した吉田川と根尾東谷川もとくに忘れられない川下りとなった。
次点
吉田川 '04(川下りレポート)
根尾東谷川 '04(川下りレポート)
吉田川(2004年4月3日)
根尾東谷川(2004年5月23日)
長良川WWFで優勝!
四国一人旅!〜6日間で川6本〜
アッパー蓮川をダウンリバー!
吉田川をダウンリバー!
根尾東谷川をダウンリバー!
2004年度 活動の統計
2004年度 川への訪問総数
 86回(前年比165.4%)
 月平均にして7.2回川へ行っていた。去年と比べて飛躍的に回数が増加しているのは、真冬シーズン(1月、2月)にも漕ぐようになったことが原因として大きい。私は寒いのが苦手で、正直、気が進まないときもあるのだが、平日を室内で過ごし、ストレスがいっぱいのラナに「寒いから行かない」は通用しなかったのである(注2)。なお、単独行回数は25回(29.1%)。冬期とお盆休みに集中している。
 (注2)ストレスを溜めたままにしておくと家の施設を破壊しだす。
2004年に下った河川の総数
 31本(注3)(前年比238.5%)
 今年は中部方面への遠征が大幅に増え(41%)、とくに木曽川水系(根尾川、長良川の支流など)で9本の川を下った。また、今まで下ったことのない川を下るため、意識的にいろんな川に行こうとしていたことが大きい。
 (注3)同じ水系で河川名称が変わった場合、本川と支川の関係であればカウントするが、同じ関係であれば
 カウントしない。伊賀川と木津川、根尾西谷川と根尾川は合わせて1本でカウントしている。
2004年に初めて下った河川の総数
 17本(前年比425.0%)
 2004年に下った河川31本のうち、初めて下った河川の占める割合は54.8%。理由は上述の通り。その背景には、昨年に100の川地図(「百名川データベース」)を作ろうという目標を立てたことがある。目標とする100本に対し、現時点では45本。ただし、その内訳は、西日本で93%と偏ったものとなってしまっている。しかし、東日本への遠征は現実問題、不可能に近いので、来年も紀伊半島、中部、中国地方の川を中心に活動を行うことになるかと思う。したがって今年のようなペースでの更新は難しそう。
 薄い色は今年初めて下った川。今年は長良川と奈良吉野川を除けば、様々な川に行っていたことが分かる。なお、合計数が92となるが、これはダブルカウントが発生しているため(長良川、根尾川、犀川)。
 地方別に見ると、拠点の近畿地方は5割程度で、中部への遠征が群を抜いて多かった。
文書の作成日 2005年1月1日
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