水位:-0.39m(大正) 気温:31℃ 天気:快晴
区間:リバーパーク轟〜二艘の瀬 メンバー:Tetsuさん
盆休み二日目は四万十川へ。といっても一般的なツーリングコースである江川崎から下流ではなく、そこからもっと上流の土佐大正から下りました。何だかんだで三年連続で来てしまってます。
大正観測所の水位は、-0.39m。ここも渇水です。去年下ったときの水位が-0.18mだったから、さらに20cmも少ない。ちなみに二年前が+0.6mあったことを考えると、1mも違います。
この水量で下れるのか、いささか不安でしたが、とりあえずやってみよかということになりました。
プットインは去年と同じ轟の瀬。でもって去年はソロかつワンデイで十川駅まで30数kmという超ロングコースを図らずも下り、相当疲れたのですが、去年よりさらに水量の少ない本日はプットアウト地点を二艘の瀬の下に設定しました。距離にして15km弱くらいかな。
プットイン地点の瀞場で川に浸かってみると、水はとっても温い。感覚的には昨日の仁淀川以上。ここまで生温いともはや川とは呼べず、温泉に入っている気分すら感じます。四万十の湯ですな。
といっても、ゆったり温泉気分にも浸っていられなくさせるのがしょっぱなの轟の瀬。去年、相当ドキドキして下った記憶があるので、今回も入念にスカウティング。結果、最大の難所である最初のドロップは、去年と同じ左岸から二本目から落ちることに。去年見たときは右岸側から二本目が最も下りやすそうでしたが、浅くて通過不可でしたので。
最初はTetsuさんがチャレンジ。怖気づく様子もなく、難なくクリア。去年の初対決では私、結構緊張していたのですが…。
続いて私。最初のドロップを落ちた時点でフネがつっかえて止まってしまう。コースの幅が狭すぎるのです。リーンでフネを傾けると動き始めましたが、少し軽くなったような違和感。
…後ろを振り返ると、果たしてラナが落水してました。その間にもフネは流れに押し出されてズリズリと狭い隙間を抜け、最初の落ち込みを強引に突破。即座に左手を背後に伸ばしてラナを回収。引き上げた後、浅い左岸側コースを避けるべくあわてて右岸側に移動し、クリア。
ここまでの動きができたのは、ひとえにフネの動きがスローリーだったためです。渇水のため、見た目ほど流れが強くないんですね。南国といえばのんびりしたイメージがありますが、今日の四万十川は轟の瀬でさえも南国モードの模様です。
底を擦りながら漕ぐこと2時間。いよいよ本日のハイライト「二艘の瀬」にやってきました。これまでの瀬は1クラスダウンのものがほとんどでしたが、この瀬はさすがに腐っても鯛というか、渇水でも迫力があります。
下見してコースを確認した後、Tetsuさんからチャレンジ。二段目の落ち込みあたりで減速したのを見て、よもやと期待するも、無事にクリア。成長著しい勇者を倒すには、もはやこのクラスの瀬ではダメのようです。明日対戦の横綱・吉野川に期待するしかないですな。
次に下った私は去年と同じ轍を踏まぬよう、前傾を心がけて進入。それでもバウが跳ね上がり、後ろに逸らされそうになりましたが、何とか持ちこたえ、クリア。せっかくなのでTetsuさんのリンクスTを借りて、もう一本下ってみました。
スタートしてから約3時間でゴール。着替え終わった後、二艘の瀬沿いにある二双茶屋にて昼食を取りました。メニューはおにぎりとうどんと焼きそばと少ないですが、作りが丁寧で結構おいしい。テナガエビもついてたし。
二双茶屋から大豊ICまで移動。案外早く、2時間で着いてしまいました。明日からはいよいよ日本最大クラスの激流・四国三郎吉野川を下ります。
・走行距離(累積):720km
・交通費(高速・ガソリン):\2,950-
・食費:\1,400-
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