水位:0.47m(稲成) 気温:34℃(美濃) 天気:快晴
区間:講話橋〜勝原橋
メンバー:カイチョー、Hさん、Fさん夫妻、ぬー坊さん夫妻、後輩1号、KROさん、Tetsuさん、7さん
テント越しに突き刺さるような強い日射しで目が覚める。昨晩はまたもや宴会の途中で寝てしまったようです。足首周りがボコボコに刺されていて、えらい痒い。とくにくるぶしの周りがひどくて、サンダル擦れと相俟って、なんかの病気かと思うほどひどい状態になってます。刺された痕は小さなブツブツ状で、どうやら蚊によるものではないみたい。血の出るナガラ虫でもないみたいだし、何でしょ?
朝から暑い。とにかく暑い。川下り開始までにまだ時間があるので、空いた時間でTetsuさんからもらったカーナビを装着してましたが、狭い車内では空気が篭るのでサウナ状態。そうこうしているうちに、KROさんと7さんが到着。7さんは先週の北山川に続き、二度目となります。今回は赤いフォースで下るようですが、この方、何艇持ってはるんや?
謎の多い人です…。
今日はカヌマス会長とリンクスUに乗って下ります。会長と漕ぐのはリバベンで惨敗して以来およそ二ヶ月ぶり。来月、北山の大会があるので、それを見据えてのことです。ちなみに後輩1号さんも出場の予定でタッグの相手はニートのM君。コンビ名は「ニートとミート」らしいです。
メンバーは、いつものメンバーに加え、以前ご一緒したHさん、Fさん、ぬー坊さんに加え、Fさんの嫁さんとぬー坊さんの嫁さん。嫁さん同伴かー。ファミリー割合が高くなったことに、自分の年齢を感じさせられました。総勢9艇での大所帯。
人数が多いとずるずると時間が経ち、出発は12時に。
昨日同様、川は濁って抹茶カラー。
まずは一ノ瀬。プットイン地点ではロールが完璧で自信満々だったHさんが早くも沈脱。見事な泳力であっという間に左岸にたどり着くも、流れが強いため足が川底についても浅瀬の上を流され、痛そう。引き続き、Fさんの嫁さんもエディー沈。これはTetsuさんがレスキュー。
今日のナガラは迫力があります。水量が昨日より増えてます。美濃橋でのキャンプ中は降らなかったのですが、上流部ではまとまって降ったようで、調べると夜中に稲成観測所で最大0.6mくらいまで上がってました。出発時点で0.47mでしたが、どうやらこの水位あたりがナガラらしい迫力が出るかどうかのボーダーラインのようですね。
ネコタチは右岸ベタに寄るように指示し、全員クリアしましたが、次のネコタチ下ではFさんが沈。ここは増水するとかなり波が高くなるうえに形がよろしくないので要注意ですね。FさんはTetsuさんが早々にレスキュー。勇者、かなりレスキュー技術が向上していて、ここ最近のレベルアップぶりは凄まじい。ちなみに、地元のラフトカンパニーであるアースシップの方から聞いたのですが、このネコタチ下は地元ではリョウヅキと呼ばれるらしいですね。で、ネコタチはテラジというらしいです。
ふれあいに到着。ここで休憩しようとフネを着岸させると、目の前で鮎が腹を見せて泳いでいます。これはチャンスと捕まえると、なんと二匹セットになってました。どうやら友釣りでかかった後、糸が切れたようですね。オトリは虫の息でしたが、もう一匹の天然モノはまだ元気がわずかに残っています。とりあえずいただいておきました。
休憩といっても疲れていないので、先週に引き続き、KROさんに名艇Xをお借りし、ロールの練習をしてみました。が、あれ? できなくなってます。先週のあの完璧なまでのロールは何だったのでしょう。
どっかんの瀬ではこれまで好調であったクロさんがついに沈脱。最後の岩壁での出来事でしたから、惜しい。カヌマス会長と私の「シャレコウベ」組は難なく下ったつもりでしたが、メインのストッパー越えでフネが跳ねた際、背後で妙な音がしたので振り向くと、後ろにいたラナがポーンと緊急脱出のように弾かれて落水してしまってました。急いで救出を試みるも、ラナ、どっかんのホワイトウォーターに完全に飲み込まれ、沈んで見えなくなっています。水面下ではこの辺かな?とアタリをつけて右手を伸ばすと、幸いにもどんぴしゃの位置にアタマがぷかりと浮上。首輪を捕まえて、引き上げる。
三又の瀬では初心者のFさんの嫁さんにぴったりくっついて下っていましたが、何度かフリップしそうになるたびにリーンやブレイスで堪えたりして、コースはめちゃくちゃでしたが見事下りきっていました。この方、バランス感覚が非常によいです。旦那顔負けです。
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