水位:-0.25m(石田) 気温:17℃(新城) 天気:快晴
区間:滝神社〜桜淵公園
メンバー:カイチョー、Tetsuさん、ジャンコさん、後輩1号
【豊川】
豊川はその源を愛知県北設楽郡設楽町の段戸山(標高1,152m)に発し、山間渓谷を流れ、宇連川と合流し、豊橋平野に出て、豊川市で豊川放水路を分派し、豊橋市内を流れ、三河湾に注いでいる流域面積724ku、幹川流路延長77kmの河川です。
正式には「とよがわ」と読みます。また、宇連川と合流するまでの区間は地元では寒狭川(かんさがわ)と呼ばれています。
三連休ラストの川となる豊川は愛知県の川ですが、愛知の川を下るのは実は初めてだったりします。愛知といえば「愛・地球博」でやたら注目されてますが、カヌーの面からではぱっとしないので、これまで訪れることがなかったのです。
はっきり言えばあまり期待していなかったのですが、スタート地点の滝神社から川に下りてみてびっくり。いい意味で裏切られたというか、メチャメチャ水がキレイなんですね。
しょっぱなにいきなり神社下ホールというキレイな形をしたスポットがあるのですが、これがまた水がキレイなので気持ちいいのですよ。カイチョー、ジャンコさんと交代で遊びました。ジャンコさんはカイチョーの所属するNKC(長良川カヤッククラブ)のメンバーで、今回初めてご一緒したんですが、勇猛果敢というか怖いもの知らずというか、攻めて攻めて、沈→ホールの右岸側にあるタコツボエディーに巻かれて、ロールできなくなり、脱、してました。ジャンコという愛称で呼ばれる理由に、納得。
その後もずっと峡谷区間になっているのですが、川幅がそこそこ広く、適度な間隔で2級程度の瀬が断続的に現れるといった川相でした。以前、どこかで保津川に似ているという話を聞きましたが、個人的には櫛田川に近いかなという印象を持ちました。水の色が似ているんですね。、岩質が黄色っぽいため、浅瀬は黄色。ちなみに川床にはドロが溜まっておらず、とてもキレイです。深みは、エメラルドグリーン。
コースの半ば、水道橋が見えてきました。これまでの爽快な流れとはうって変わって、ここからゴールまでは悉く瀞場です。橋の手前で上がることもできたらしいのですが、少しでも長く楽しみたかったので、あえて瀞場を漕ぐコースを選んだんですが、これがなかなか大変でした。本当に同じ川?ってくらい、瀬と流れがなくなるんですね。
ここは後続が完全に見えなくなるくらい、レースモードでぶっ飛ばして下りました。5月の半ばにラフティングの世界大会の予選が安曇野は前川で開かれるらしいのですが、どうもダッキーでも出場できるらしいです。また、その半月後には、群馬は水上にて「リバベン」があります。この大会は、ラフティングの全国大会に相当するんですが、ここでも2メン部門という形でダッキーが出場可能なんですね。昨年の長良川WWFで味をしめた私とカイチョーでこれに出てみようと。まあ、天狗になった鼻がへし折られるのが関の山でしょうけど、全国大会レベルのチームってどんな漕ぎすんのかなあと、見学させてもらうことができるというだけでも、充分出る価値はあるかなと思ってます。楽しみです。
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