水位:0.43m(稲成) 気温:16℃(八幡) 天気:晴れ
区間:吉田川出合い〜相戸堰堤
メンバー:Tetsuさん、大王、カイチョー
探検部時代の先輩・大王と同乗して現地へ向かうため、集合は朝6時に枚方に設定。この方、もうスグ三十路を迎える社会人のくせに時間を守った例がなく、6時になった時点で念のため電話すると、果たして「今
起きた〜」と。やっぱり…。
出発できたのは、結局7時半でした。
行き先は、WWF以来の長良川。現地での集合時間は10時。下道で行こうと思ってたのに、高速使わないと間に合わなさそうです。折半しても、むしろこっちのほうが金かかりそうで、同乗する意味ねーじゃん、と憤らないでもなかったのですが、憎めない方ですし、晩メシ奢ってもらうということで怒りの矛を収めました。
大垣ICから下道で走り、到着したのは結局10時20分頃。カイチョー、Tetsuさんは既に到着済み。待たせてしまってすいませんでした。
下る区間は、吉田川との出合いから相戸の堰堤までを設定。いわゆる旧八幡町内を縦断するコースです。長良川といえば台風23号によって氾濫し、流域は甚大な被害を蒙ったのですが、その際多量の土砂が流れ込んだようで、随分流れが変わってしまったとのこと。初めて下るつもりで、気を付ける必要があります。
愛艇リンクスはといえば、相変わらず開腹したままの瀕死の状態だったので、アキレス艇に大王さんと相乗りで下ることにしました。体重は、私が65kgでラナが27kg,
大王さんが90kg(自称)で合計182kg。アキレスKXS-375にはちょっと辛かったようで、かなり喫水が深くなっています。ちなみに余談ですが、KXS-375を始めとするアキレスのダッキー群、カタログ落ちしてますね。オカモト同様、撤退してしまったんでしょうか? アキレスがスポンサーの北山川ラフティング大会でも、毎年3位までアキレスのダッキー貰えてたのに、今年は1位のみで、しかもAIREのフネでしたし。
話を戻して、本日の水位は平水レベルで、水はものすごく澄んでます。天気も良く、コンディションとしては最高ですね。
正午過ぎに出発。スタート直後の難所(だった)しょっぱなの瀬ですが、浅すぎて下れなくなっていました。流れが川幅いっぱいに広がってしまって全体的に浅くなり、メリハリがなくなるという川相は稲成橋まで続き、我らがアキレス艇は、その剛性のなさをフルに活かし、岩だらけの浅い箇所でも形を変えながらヌルリと滑るように下っていきます。それをキングピンから眺めるカイチョー曰く、「サンショウウオみたい」と。
フロアは過積載のため水風呂のようになっており、晩秋の川の水が容赦なく体を冷やし、靴下履いているにもかかわらず、足の感覚がなくなってきました。ちなみに大王さんも寒がってましたが、上は木綿のTシャツ一枚という真夏の格好でした。やっぱりこの人はスケールが違いますなあ。
その後は、道路が崩壊していたり、護岸のコンクリが剥がされていたりと台風の爪痕を感じさせる箇所が幾つか見られましたが、流れの変化という点では、印象に残るようなところは少なかったように思います。変わったなと明らかに感じたのは、オーナーばりの瀬とタチタチの瀬。前者は、左岸側に新たな流れが作られていて、その分本流に水が集まらず、グレードダウン。最初の落ち込みの下にできるプレイスポットも消滅していました。後者は、右岸側に当たり、左に落ちる際にキーパーホールを作る流れができており、少しだけ難度が上がっているなあという印象。
終了は15時。子宝の湯で冷えた体を解凍し、美濃橋下で少し早めの忘年会を開きました。Tetsuさんがスモークセットを持参しており、 生ハム、チーズ、卵の燻製と合わせて、焚き火代わりに炭を燃やし、その上でシイタケ、ブナタケ、シメジ、マイタケ、ナメコなどキノコ盛りだくさんのキムチ鍋を美味しくいただきました。
あと、余談ですが、19日を以ってラナは満2歳の誕生日を迎えました。おめでとう〜。
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