水位:0.65m(岩津) 気温:31℃ 天気:快晴
区間:白人橋〜天神橋 メンバー:ソロ
いよいよ待ちに待った盆休みが始まりました。行き先は今年も四国。7日ある休みのうち6日を四国で過ごし、6本の川を下るのが目標です。候補は10本以上あるんですが、どれを下るかは、そのときの状況を見て決めます。
で、未明出発の予定だったのですが、大いに寝坊してしまい、大阪の自宅を出たのは、太陽がすでに燦々と輝く8時。この時間だとやっぱり渋滞にハマってしまい、橋に着くまでになんと2時間半もかかり、結局現地に着いたのは13時。
四国遠征第一弾は、四国一の清流(=全国有数の清流)と名高い穴吹川です。実際、四国地整局の水質調査で数年連続1位になっているようですね。3年前、初めて訪れたとき(漕ぎはしなかったのですが)、潜った際に小さなアマゴが泳ぐのが見えたのが忘れられず、前々から下ってみたいと考えていました。やっと念願叶ったというところです。
しかし…、水の色は、灰色でした。完全に白濁していて、透明度は20cmくらい。どうやら、前回の台風の爪痕が依然残っていたようですね。
でも、いいこともあります。普段は下れるか下れないかギリギリの水量らしいですが、今日はそんなことまったく気にならないですし、大量にいるらしい釣り師がゼロなので気兼ねすることがありません。私にとっては、最高の透明度を誇る清流だが水少なく釣り師だらけ、よりかは、白濁しているが、水量豊富で釣り師がいないほうがいいです。やっぱり、釣り師に気を遣わなくていいというのは大きいですよ。
瀬は1.5級程度のものが断続的に続き、瀞場がゼロ(増水のせい?)だったので、とても快適でした。ちなみに、一番大きいので2級程度。今回のコースは白人の瀬から天神の瀬までの約5.5kmでしたが、およそ1h程度で終わってしまいました。
あと、この川の特徴は、遊ぶ人間の数が非常に多いこと。増水・白濁だったにもかかわらず、家族連れやら小中学生で、ゴールまでに100人はいたのではないでしょうか。そんな中を犬連れで漕ぐのはかなり恥ずかしかったです。
漕ぎ終わったあとは、上流部の剣峡へ下見に行きました。両岸が断崖絶壁になっていて、果たしてどんな瀬があるんだろう、と興味津々で恋人橋から覗き込んでみると…。
トンデモネエトコロでした。
ありゃあ、一人では危なすぎます。その後、ここ穴吹町と木屋平村との境まで遡って川を見ましたが、とくに割谷から首野上あたりがシャレにならんほどすごかったですね。
ちなみに、恋人橋のある恋人峠には七夕伝説に因んだ「廉貞星宮殿」というのがあって、「楽鍵(ラッキー)」を掛ければ、二人の心にも永遠の橋が架かるとのこと。こんな山道に、バッカじゃねえの?と思ってたら結構その「楽鍵」が掛かっていたのにはびっくりしました。
その後、山城町の賢見温泉へ。明日はあの四国三郎・吉野川(大歩危)にチャレンジです。一人だから危ないし、川の様子見てから下るかどうか判断しますけどね。
・走行距離(累積):345km
・交通費(高速・ガソリン):\12,400
・食費(ラナ分含む):\1,700
・その他: \3,100
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