ツーリングレポート(覚え書き)
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2004年7月18日(日)
40 意志薄弱【四国一人旅・一日目】(那賀川1)

水位:-0.41m(和食) 気温:34℃ 天気:晴れ
区間:川口ダム下〜野外活動センター メンバー:ソロ

 今回は四国那賀川・鷲敷ラインを単独行。ちなみに、八十八箇所霊場、第20番札所・鶴林寺と第21番札所・太龍寺が近くにあります。最近、大勢で川に行く機会が多くて、それはそれで非常に楽しいのですが、たまには一人で漕ぎたいな、というのも少なからずあって、久々に訪れた機会だったのですが、実はどうにも気が乗りませんでした。
 休み明け、会社で試験があるんです。例によって、何の準備もしていなかったので、この三連休中になんとかしなければなりません。しかし、三連休初日は現在使用している超旧型ノートPCの98→XPへのOSアップグレードとその付帯作業に費やされてしまって、結局何もできずに二日目を迎えてしまったわけで。こうなるともう、気ばかり焦るわけで。
 しかしまあ、向こうで勉強すればいいかと、とりあえず出かけることにしました。7時に自宅発、12時に川口ダム下に到着。いざ川を見ると、やっぱ、来てよかった〜、と心から思い、試験のことなど忘却の彼方へ追いやられてしまうのでした。あれだけ気乗りしなかったのに…。川の魔力とは恐ろしい。
 13時に回送開始。今回は単独行なので、川口ダムにカヌーを置いた状態で、ゴールの鷲敷青少年野外活動センターまでクルマを置きに行き、そこからクルマに積んでいた折りたたみ自転車で10km、ラナと共に遡る作業があります。気温は30℃以上の晴天。ラナは相当応えたようで、途中何度も田んぼ脇の水路に突っ込んで体を冷やしていました。
 着いたのは14時。『全国リバーツーリング55Map』を参考にスタートを設定していたのですが、どうにも適切なスタート地点が見つからず、結局崖を降りる羽目になり、これに手間取ったせいで、漕ぎ始めたのは15時になってしまいました。暑さでもうフラフラ。かといって、明るいうちにテン場探しをしておかなければならないので、あまり時間もありません。慌しく、出発。
 水質がイマイチなせいか、釣り師はほとんどいません。透明度は1.5mくらいで、底には泥が堆積していて、お世辞にも清流とは呼べません。上流に巨大ダムが3つ連続してあるのが影響しているのでしょうか。
 ただし、水量は豊富。コースの最初に最大級の難所、「タツミの瀬」が来るのですが、回送中、車道から窺ってイメージしていたよりずっと波にパワーがありました。ヒヤヒヤしながらも、何とか通過。引き続き、「戸浦」、「八艘」、「鵜の首」といった瀬を越えます。川相は、瀞場と瀬が交互に適度な間隔で現れるといった感じ。これなら万一の沈にも比較的容易に対応できそうです。瀞場も、少し流れがあるところが多いので、それほど苦労はしません。
 ところで、最近ラナは瀬が来るとスターン側(後部)に回り込むことが多くなりました。以前はバウ側(前部)で踏ん張っていて、そのほうが目が届くのでよかったのですが(絵になるし)、早くも第一線は引退ということなのでしょうか…。
 やがて、3本目の橋、梁橋が見えてきました。この手前に緩やかに右カーブを描いて最後に大ストッパーが控える「タキの瀬」があります。本流コースから進入し、ストッパーと真っ向勝負を挑んだのですが、ちょっと勢いが足りず、失速。スターンが食われ、ラナが乗っている重みで思いっきりウイリー。これでラナが落水。これまでスターン側で疲れて眠りこけていたラナには、文字通り、寝耳に水の出来事だったようです。
 ここから先は快適な瀬の続く区間。いずれも2級程度の「タデウラ」、「賽」、「鼻突」の瀬を越え、ゴール間際にかかる細淵橋が視界に入ると、いよいよ最後の難所、「轟」の瀬です。「タツミ」がテクニカル部門No.1なら、ここは落差&ストッパーの大きさ部門No.1 でしょう。学習したラナは今度は立ち上がって踏ん張ってたようです。でも、それでもスターン側でしたが。
 轟の瀬を過ぎるとまもなく、ゴールの野外活動センターに到着。時間は16:30。とっても長く感じましたが、漕いでいたのはたったの90分でした。瀬のクラスは10段階で6くらいでしょうか。櫛田(5)以上、北山(8)未満てなところで、水量がある分、結構迫力のある瀬が多かったです。
 テントはよい場所が見つからず、結局細淵橋の下に張りました。試験勉強する予定が、結局ビールの誘惑に敗れ、2缶飲んで酔いつぶれて20時に就寝。意志弱いです、私。

2004年7月11日(日)
39 探検部とラフティング(長良川9)

水位:0.4m(稲成) 気温:32℃ 天気:晴れ
区間:講和橋〜勝原橋 メンバー:探検部後輩7名

 明け方、またまた大雨。かと思えば、1時間後には晴天。今回はホント、ヘンな天気です。
 今日は探検部のラフトに同行。後輩のガイドトレーニングに終日付き合いました。構成は、ラフト1艇に、ダッキー1艇。昨日の大雨による川の濁りが取れてきて、竿があちこち並んでいましたが、それでもピーク時に比べれば全然少ない数です。
 講和橋手前の瀞場で、エディーキャッチ、ピールアウト、フェリーグライドとフリップリカバリーの練習をし、一通り理解してもらったところでダウンリバー開始。
 ダッキーは後輩一号が後部位置(自力)で初のチャレンジ。三段で沈、ネコ立ちで沈、ネコ立ち下で沈と、しょっぱなから激沈を繰り返したため、前に乗っていた相方の後輩Hは心折れ、ラフトに鞍替え。しかしながら、相方を変更した後半はコークスクリュー、どっかん、三又といった難所をことごとく見事クリア。相方の能力の違いか?とはあえて言いません(笑)。三人ともよく、がんばりました。
 一方のラフトは、ふれあい広場手前の高砂の瀬でスタックして3人ほど落水。また、コークスクリューでも、岩壁に張り付き私を含めた5人が落水。このいずれもラナも落水していて、ちょっとかわいそうでした。「何でアタシが落ちなあかんの?」って顔して泳いでましたので…。ま、ラフト組もいい経験になったと思います。どうもお疲れさんでした。

2004年7月10日(土)
38 同期とラフティング(長良川8)

水位:0.45m(稲成) 気温:28℃ 天気:雨のち曇
区間:講和橋〜子宝 メンバー:会社の同期9名、探検部の後輩7名、KROさん

 会社の同期とキャンプ&ラフティングすることになりました。当日の水位は33cm(稲成)で、渇水気味。釣り師とのバトルは不可避だろうなあとやや憂鬱になって名阪国道を走っていたのですが、関トンネルを抜けると突然の豪雨。亀山に入ると止んでしまいましたが、東海北陸尾西IC付近から復活。ワイパー最速にしても前が見えないほどの強烈な雨。美並へ入るとまた止んでしまいましたが、9時を過ぎるとこちらも激しい雷雨となり、みるみるうちに水位が増加。しかも雨のため、釣り師がいないという最高のコンディションでの川下りとなりました。
 ラフティングはアースシップのツアーで、一日コース(講和橋〜子宝)に参加。そのツアーに、探検部のラフトボートとKROさんが付いてくるという予定でしたが、釣り師がたくさんいるとい想定での編成だったので、釣り師のいない今日の場合はナンセンスであり、途中からKROさん、探検部のボートとは別行動に。ラフトのツアーは遊びながら下るのでとかく遅いのです。
 これくらいの水位だと、「どっかんの瀬」がかなり面白くなっていて、ラフトでもグラリとくるぐらいの強烈なストッパーウェーブが三連発。ここはかなり楽しんでもらえたと思います。ツアーなので、飛込みしたり、瀬を流されたり、いろいろな遊びをしながら下っていたのですが、ここでスローロープを流失してしまうというアクシデントに見舞われ、ちょっとブルー。
 午後からは雨も上がり、気温も上昇したおかげで快適なコンディションの下、全員無事にゴール(約一名、ヒルに血を吸われてましたが)。キャンプは粥川バンガロー村にて。炭をおこした直後に再度大雨に見舞われましたが、2時間後には雨も上がり、再開。宴もたけなわでしたが、キャンプ場は基本的にペット連れ込み不可なので、この間ラナはずっと車の中でお留守番でした。そこで私は頃合いを見計らって脱走し、下田橋で探検部の後輩らと合流。ここでラナはフリーになり、私もようやくアルコールにありつくことができました。

2004年7月4日(日)
37 5級の瀬!(北山川2)

水位:− 気温:29℃ 天気:晴れのち曇
区間:音乗〜田戸 メンバー:KROさん、Tetsuさん、KYOKOさんチーム5名、ウラン家(except ウランのママ)

 一夜明けた今日も、前日と同じコースを下ることに。今回はKYOKOさんチームから一人増員、さらにウラン家2名が加わって、総勢10名という大船団での川下りとなりました。が、スポットプレイをしない我々ダッキー組はどうしても先行せざるを得ません。小松で昼寝がてら待つことにしました。
 ちなみに、北山の水は甘いとKYOKOさんとKROさんがおっしゃってましたが、どうなんでしょう。言われてみれば確かに甘い気もしますが…。先日の台風の影響か、上流の七色ダム時点で大分濁ってしまってますので、抹茶色のカラーをしており、正直、キレイとはいえない水質でした。
 しかし、それを補って余りある景観があります。両岸に聳える断崖絶壁が人を寄せ付けないからか、人工的なものがほとんど存在しません。コース中には、スタートの音乗とゴールの田戸を除けば、小松の公園と発電放水口くらい。
 1hは過ぎたでしょうか、随分待ちましたが、後続のカヤック部隊が一向に姿を見せないので、結局この先もダッキー部隊のみで下ることに。後で聞いたところ、このとき、上滝(ナイアガラ)でウランパパ流血という大惨事が起こっていたそうです…。
 1hほど漕いで、田戸に無事到着。ここ、川から道路までの階段が、200段近くあります。ダッキーはカヤックと比べ大きく、重いので、一回で全てを運ぶのは難しく、何度かに分けて運搬する必要があります。私の場合、一回目にドライバック、スローロープ、パドル、二回目にダッキー本体という形で二回に分けなければなりません。つまりこの心臓破りの階段を二往復、やらなければならないのです。
 まあその作業のキツイこと。約10km水の上にいて、疲れている上に三半規管がおかしくなって徒歩のバランスが今ひとつ取りにくい体には、かなりこたえました。ここの田戸の階段、5級の難所として認定するコトにしました。

2004年7月3日(土)
36 大所帯(北山川1)

水位:− 気温:32℃ 天気:快晴 区間:音乗〜田戸
メンバー:KROさん、Tetsuさん、KYOKOさんチーム4名

 今年初の北山川。同行者のKROさんたちは熊野から309号を通って北上するとのことで、169号との交差点を待ち合わせ場所に設定。集合時間に一時間ほど早く着いたので、近くを流れる大又川の川原に下りて、休憩。響き渡る蝉時雨と水辺にせり出す木々の緑が溶け込んだかのような色をした、少し生温い大又川の流れ。もう、すっかり夏なのだと実感するのでした。
 音乗の駐車場に全員集合。今日は総勢7名という大所帯でのダウンリバーとなりました。コースは、小松からさらに5kmほど先の田戸までを設定。小松から先は初めてな上、しかもケッコウな瀬があると聞いていたので、胸が高鳴ります。
 しょっぱなは、「音乗の瀬」。最初にして最大の瀬です。三段からなる長い瀬で、右→左→右で下ればスムーズに下れると説明し、臨みましたが、一段めで「左」から入ったTetsuさんが豪快に沈。残り二段も身一つで流されていくという、壮絶な北山デビューを飾りました。後で聞いたところ、右→左→右というコース取りを「段」ではなく、「波」で理解していたため、最初の波を右から越えた後、左に移動し、結果、一段目のメインの落ち込みを左から入ってしまったそうです…。
 KYOKOさんご一行とは、音乗の下で合流。しばらく共に下った後、杓子の瀬で昼食を取る彼女らを尻目に、食事を持参してきていない我々は先に進むことにしました。
 小松から先、2級程度のスタンディングウェーブの瀬を二つほど下った後、右手に発電放水口が見えてきました。上流の小森ダムで発電取水した水がここで返されているようで、ここから水量が一気に増えています。放水口沿いには、地元の方と思しき人たちがたくさん、釣り糸を垂らしていました。どうも、ひっかけて釣っているようです。
 放水口を過ぎると、やがて大きな落差のある瀬が見えてきました。どうやらここが「下滝」のようです。左岸から下見。
 二段に分かれていて、一段目は右、真ん中、左の三つに進入コースが分かれています。右、真ん中コースには二段目に至る前にも小さな落ち込みがありますが、浅い。
 その後、中央にある隠れ岩が作る大きなホールを経て、二段目。ここには、巨岩が二つ、ラフトが通れるか通れないかギリギリの間隔で鎮座しており、これまたコースが左、真ん中(岩の間)、右、に分かれています。左コースは川幅広く、段のない本流筋。真ん中は巨岩の間という狭隘のコースで大きなドロップ。その向こうはこの位置からではよく見えませんでした。右コースもよく見えなかったのですが、巨岩の右に滑り落ちるように落ち込みができているようです。ちなみに、後で知った話では、この下滝、並立する巨岩が雨の岩戸のように見えることから、「岩戸の瀬」とも呼ばれているそうです。
 選択の幅は広いですが、一段目でミスると二段目にモロに影響が出るという点で難易度は高め。私は今回、一段めを真ん中コースから入り、ホールの左まで漕いでそのまま二段目はダブル巨岩から大きく左に避けた形で安全な本流を通過することにしました。KROさん、Tetsuさんは一段目から左のコースを取ることに。結果は、残念ながら(?)全員無事通過。
 ここからしばらく二つほどの小さな瀬を過ぎると、川が大きく左にカーブ。右手にキレイな流れ込みが見えて直後からハイウェーブな瀬が始まります。これが「小和田の瀬」。最後の核心部は、潰れた大波が前から右から左から襲いかかる、かなり迫力のある瀬になっています。いうなれば長良川の「どっかん」にとてもよく似た瀬でした。ピョンとかポンとか跳ね上がったり弾かれたりを繰り返しながら、ここも、残念ながら(?)全員無事通過。
 そこからはとくに大きな瀬もなく、ゴールの田戸に到着。田戸直前では、ジェット船が上流に向かってグオングオン言いながら通過。噂には聞いていましたが、初めて遭遇しました。意外とスピード出てるので、見たらすぐ避けないと危ないです。
 KYOKOさんご一行はまだまだ着かなさそうなため、とりあえず昼食をと音乗の駐車場へ。そこで3人は、ビールを飲み、枝豆を食んでましたが、ご一行が温泉から戻ったときには情けなくも全員酔いつぶれていたため、当初小松で予定していたキャンプを結局音乗で実施していただくことに。各料理人が腕を振るい、普段でも食べられないような、かなり贅沢なご馳走をいただくことができました。
 しばし歓談のときを過ごしていると、一台のクルマが進入。なんと、ウラン家(with PIROKOさん)でありました。かねてより是非一度お会いしたかったのですが、これぞ、邂逅というのですね。感激でした。疲れて大人しかったラナは暴れることもなかったためか、とっても可愛がられておりました。
 今回の夜の部は、近年例を見ない大勢での運びとなりましたが、とても楽しい一時でした。

2004年6月27日(日)
35 鬼のいぬ間に命の洗濯(根尾西谷川2 根尾川2)

水位:-0.63m 気温:32℃ 天気:曇
区間:大井堰堤〜江浪 メンバー:KROさん、Tetsuさん

 先日の台風の影響でどこもかしこも増水中。これなら鮎師もいないだろう、鬼のいぬ間に何とやらで、根尾西谷川へ再びやってきました。根尾川はミルクコーヒーの濁流と化していましたが、濁りは東谷川のもので、西谷川はまだ青さの残る濁り。なもんで、大井堰堤下から東谷川出合いに至るまでに総勢20名ほどの鮎師が集結していましたが、余裕で回避できる川幅があるので、予定通り下ることになりました。前回(板所:-0.66m)とあまり変わらない水位のはずなのですが、明らかにパワーが強まってまして、かなり期待が持てます。
 メンバーは、いつものKROさんに加え、今回初コラボのTetsuさん。「あひるブラザーズ」の一員です。気田川、保津川しか下ったことがないとのことで若干不安がないでもありませんでしたが、先頭の私が鮎師を避けながら下るのをきっちりトレースできていたので、まったく問題ありませんでした。ただ、おかしなヒトで(失礼)、瀬を下るときに笑顔が絶えないのが印象的でした。
 瀬は3級クラスが定期的に登場。キーパーとなるようなホールはありませんが、迫力のあるウェーブ、ストッパーが連続します。そのTetsuさん、根尾中学校西に架かる神所(こうどころ)の橋手前にある二又の瀬のラストにて出合いの波をもろに受けて轟沈。なかなか浮いてきません。そして、ようやく浮いてきたと思ったら、フネの下。しばらくフネの下敷きになっていて息ができず、かなり大変だったみたいです。私は下流から笑って見てましたが、後ろから心配しながら見ていたKROさんは「心配沈」。二人して、「命の洗濯」をしておりました。
 もう一つの見どころは東谷川との出合い後に現れる開運橋手前の大ストッパー。ズドン!という鈍い音と共に一瞬、前がまったく見えなくなりました。気が付けばストッパーから吐き出されていたという感じ。KROさんはストッパーに衝突した際に、フネが停止し、体だけ前に飛ぶという「飛び出し沈」をやってくれました。ただ、どうもその際に尻を強打したみたいです。
 川下り後は、KROさんに地鶏の炭火焼をご馳走になりました。焼酎をつい飲みすぎたため、仮眠したのですが、起きたのは22時過ぎ。帰ったのは午前様でした。
 P.S
  今回で6月最後の川下り。.2004年度の折り返し地点と
  なりますが、現段階で35回。こりゃ、このままいけば、
  去年の52回という記録は越えそうですな。

2004年6月26日(土)
34 一年ぶりのラフティング(保津川2)

水位:0.81m(保津峡) 気温:27℃ 天気:雨
区間:馬堀〜保津峡 メンバー:高校の同級生

 この日は高校時代の同級生&その友人とで保津川にラフティングしに行きました。あいにくの雨でしたが、+80cmの増水で、ラフトでも充分面白い(てゆうか、ダッキーでは怖いくらいの)水位になっていたおかげで、随分とスリル満点な川下りができました。大高瀬と獅子ヶ口の下なんか、大きなキーパーができていて、食われてフネが止まりましたからね。
 皆さんにも非常に楽しんでいただけたのですが、これが標準だと思われると困ります(笑)。今回は本当、年に数回あるかないかのコンディションでしたので。
 ほとんど漕がなくてもいいくらい流れが強く、非常に楽チンなツアーだったのですが、終わった直後から体のあちこちが悲鳴が…(とくにお尻の筋肉と腹筋)。約一年ぶりというブランクのせいか、はたまた寄る年波のせいなのか。
 ツアー後は「仁左衛門の湯」にて疲れを癒し、ビールをぐいっと飲りたかったのですが断念。ノンアルコールビールで少し酔った気になって帰路につきました。

2004年6月20日(日)
33 水車小屋のある景色(万水川1、犀川1、前川2)

水位:0.86m(陸郷) 気温:32℃ 天気:晴れ
区間:県民運動公園前〜中村 メンバー:後輩1号、後輩H

 台風6号が近付いているとの情報から、雨を覚悟していたのですが、日頃の行いの賜物(笑)、晴天に恵まれました。
 今日は「にじますカップ」会場の近くにある万水川(よろずいがわ)を下ることにしました。*ちなみに「ばんすいがわ」ではありません。信濃の民謡・安曇節の一節「槍で別れた梓と高瀬 巡り会うのは 押野崎」に登場する梓川(犀川)、高瀬川、穂高川の三川合流地点である押野にて、第四の川として密かに万水川も犀川に合流しています。ゴールは、そのまま犀川を下り、中村マレットゴルフ場付近に設定。
 「一夜穂高の山葵(わさび)となりて 京の小町を 泣かせたや」という安曇節の別の一節でも知られるように、穂高町はわさびの栽培で有名。万水川は、そのわさびの代表的栽培地「大王わさび農園」を流れる蓼川を合わせて流れる川なんですね。しかも、蓼川合流点から50mくらい漕ぎあがれば、「大王わさび農園」の水車小屋に辿り着けると。こりゃ、下っとかんとあかんでしょうと。
 スタート地点は万水橋上流約100mにある県民運動公園前から。ちなみに、ここのすぐ近くに「安曇野わさび田湧水群」がありますが、なんとこれ、名水百選の一です。
 しかし、万水川って、増水してたからか、はたまた季節的なものか、そんなにキレイではないのですね。10点満点で6点くらいですかね。前日の「にじますカップ」会場、前川と同じ、一定の川幅に一定の流速。川底に変化がなく、川原もなし。まさに農業用水路といっても過言ではない川相で、正直噂ほどにもないなと思ってしまいました。まあ、流速が一定とはいっても、かなり強いので、まったく漕がなくても進むのが非常に楽でよかったのですが…。でもまるで、遊園地の急流すべりのコースのような感じがしました。
 そんな遊園地のアトラクション気分が一変したのは、等々力大橋を過ぎてから。護岸がなくなり、周辺を雑木林が川を覆うようにうっそうと茂り出すと、一転、緑のトンネルの中をくぐっているような気分に。快適な気分で下っていると、やがて右手奥に水車小屋。いよいよハイライト、蓼川との合流点です。あの湧水群の水質を期待していたのでイマイチの感でしたが(よく見ると合流前にすでに万水川の水が混じっていた)、水車の回るシーンはなかなかオツなものでした。ただ、ギャラリーに写真撮られまくりなので、少しこっ恥ずかしいですね。
 その後も快適な流れは続き、あっという間に犀川との出合いへ。ここで、穂高川、高瀬川の水を合わせ、犀川はいよいよ大河の様相を帯びますが、万水川と変わらず快適な流れはその後も続きます。瀬は2.5級クラスが一箇所あった以外は、1.5級止まり。水の色は暗く沈んだような重い色をしていて、あまり透明度は高くなかったのですが、泥臭くはなく、悪くはありませんでした。快適な流れが延々と続き、瀞場がゼロだったので、約9kmの距離を2h程度で終了。
 その後は前日の「にじますカップ」会場、前川に戻り、軽く練習しましたが、結局あの6番から9番ゲートを接触なしでくぐれずじまいでした…。次回には、なんとか。

2004年6月19日(土)
32 第10回にじますカップ(前川1)
水位:0.83m(陸郷) 気温:30℃ 天気:晴れ
区間:龍門渕公園 メンバー:後輩1号、後輩H

 北アルプスの麓に位置する信州安曇野へ。ここには日本の屋根・北アルプスは槍ヶ岳に源を発する犀川(さいがわ)が流れています。*ちなみに、「くずがわ」ではありません。
 大阪からフルに高速利用で5時間弱と、遠路はるばるここまでやってきたのは、明科町を流れる犀川支流(分流?)の前川にて「にじますカップ」と呼ばれる草スラローム大会に出場するため。この大会、面白いのは、下は小学生から、上は還暦を過ぎた方まで幅広い年齢層の方々が出場している点と、様々なカテゴリに分類されており、基本的にどんなフネでも出場可能な点。私が着目したのは後者で、つまりダッキーでも「その他」カテゴリとして出場できるという非常に珍しい大会なのです。
 実はスラローム(ゲート(旗門)くぐり)は一昨年の長良川WWF出場時に一度経験してまして(ラフト用のゲートですが)、機会があればやってみたかったのです。参加チームは実に150弱ですが、うちダッキーがカテゴライズされる「その他」部門は5チーム。数は少ないですが、いずれにせよドシロウトな上、初出場なので、胸を借りるつもりで参加を決めました。
 ラナはまだ膀胱炎が完治していませんでしたが、快方に向かっていたことと、室内より外のほうがオシッコする環境としてはいいだろうとの判断から、結局連行。競技中は同行いただいた現役探検部の後輩2名、後輩1号とH氏にお守りしてもらいました。ラナ、かなりツマラなさそうにしてましたが…。
 会場となる前川は、用水路のような一定の川幅に流速と、自然のそれのような変化には乏しい川ですが、短い区間にゲートが15門設けられており、また流速が意外と強いため、侮れないものがあります。とくにポールへの接触は2ポイント加点ですが、ゲート不通過は50ポイントも加点されるので、何とか不通過だけは避けないといけません。ざっと見渡したところ、不通過をやらかしそうな難所は、6番から9番にかけてのダウンゲート。この区間はとくに間隔が短く、一度のミスが次のゲートに確実に影響するという点でかなり難易度が高そうです。実際、事前に4本ほど練習で下ったのですが、ことごとくダメでした。
 11:30頃、140艇以上が下り終わったのを待って、いよいよ1本目スタート。1番から5番まで、アップゲートとダウンゲートを難なくクリアし、いよいよ6番から9番の佳境へ。待ち時間の間、橋の上からイメージしていたのとはまるで異なり、眼前に4つのゲートが並んでいるかと錯覚するほど狭い間隔。スウィープを入れて向きを変えてから進もうとしても、スウィープを入れた時点ですでにゲートが眼前に迫っているので間に合わないんですね。結局、不通過こそありませんでしたが、4本ともことごとくポールに接触。その後の10番アップゲートでも接触してしまい、結局、合計で10ポイントも加点されてしまいましたが、サファリというダッキーの中では反則的に軽いフネを使っていたおかげか、タイムがよかったので1位でした。
 再び140艇が下るのを待ち、15:30頃に2本目スタート。6番から9番ゲートまでの通過が納得いかなかったので、他人の下りっぷりを参考にイメージ再構築していましたが、上手いヒトに共通して言えるのは、ゲートをくぐるときに既に次のゲートを通過するための向きを整えている点ですね。たとえば、7番から8番へは大きく左に移動しなければくぐれないのですが、7番をくぐる前に絶妙のタイミングでスウィープをかけていて、ゲート下ではすでに左を向き、通過と同時に即移動するといったような。勢いを殺して、ゲート通過後、バックフェリーで移動するようなやり方も考えましたが、やはり攻めてこそナンボだと却下。
 ということで、2本目はこのスウィープで攻める作戦を念頭に臨んだのですが、やっぱりダメでした(笑)。7番を通過する時点で、「あ、9番ムリだな」と予感できました。7番通過時は左を向けていたのですが、ドリフトで流される区間が長かったため、本来右を向いて通過しようとイメージしていた8番が、左を向いたまま、接触しつつ通過するのがやっと。ここで落ち着いて、多少タイムが落ちようともバック漕ぎで右にある9番を通過すればよかったのですが、ムリに艇を右向きに変えようとしてしまい、その間に9番ゲート直前まで下ってしまいました。9番ゲートを通過するにはあと数10cm、右へ行く必要があります。もうゲートは直前なので、スウィープでは間に合いません。ならばなんとか体だけでも入れようとフネを右に傾けたら…。
 気がつけば、体は水の中。
 痛恨の、沈でした。沈脱は失格と聞いていたので、「あ〜、やっちゃった〜」とゲート直下にある真っ暗な橋の下を漂っていましたが、とりあえず再乗艇。すると、アナウンスがどうもセーフのようなことを言っていたので、「あ、大丈夫なんだ。でも、もう1位はムリだな〜」と完全にやる気をなくしていたのですが、橋の上からすごい大歓声。全然知らない方々からこうも応援されると、頑張らないわけにもいかず、10番のアップゲートから15番ダウンゲートまで、接触?回(必死だったので覚えていない)はあったものの、なんとか通過して下り終えました。
 結果は、9番ゲートが不通過扱いだったため、50ポイント加算され、あえなく首位陥落。2位となってしまいましたが、何かこう、カヌーのまた新たな魅力を見つけた気がして、とても満足でした。でもそれなりに悔しかったので、来年の大会までに最低1回は来て、みっちり練習した上で雪辱を果たしたいですね。
2004年6月13日(日)
31 初☆三重県の川を下る(櫛田川1)

水位:-0.27m(田引) 気温:27℃ 天気:快晴
区間:赤桶堰堤〜新高橋 メンバー:KROさん、Sさん

 今日はKROさんと名古屋カヌーチーム「鮫」のメンバーSさんと三重県櫛田川へ。三重県といえば、有名な川もないし遠いし、と思い込んでいたので、これまで全然行く機会がありませんでしたが、枚方から150分という、実は岐阜に行くより全然近い位置にあるのだと知りました。
 天気は、快晴。ちなみに、KROさんと一緒に下って約一ヶ月、晴れたの実は初めてだったりして。
 水位は、平水時より10cmほど高め。そのせいかやや濁っていました。瀬と瀞場が交互に現れ、瀬は奈良吉野より若干クラスが高いかなあという感じ(Sさんは沈3回!)。川幅がやや広めで、砂地ベースに大岩が両岸に点在するといった景色が多かったんですが、この辺、奈良吉野の川相に似ています。また、特筆すべきはその魚影の濃さ。コイとカワムツくらいしか分かりませんでしたが、それはもう数え切れないほど。ちなみに、アマゴもいるようです。きっと、鮎もたくさんいるんでしょうね。
 また行きたい素晴らしい川だったんですが、残念ながら解禁日が20日(香肌峡漁協)なので、秋までお預けですね…。
 15km以上という長距離DRで腹ペコになった後は、KROさんにタマゴ&豚肉&ニラ入りラーメンをご馳走いただきました。ありがとうございました。

ツーリング記録を時系列で載せています。中でもとくにネタになりそうなものは、「川下りレポート(総括編)」に載せます。
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